流行らないだろうけど面白い!『用務員さんは勇者じゃありませんので』

大人買いしたライトノベルの『用務員さんは勇者じゃありませんので』。
今のライトノベルは、異世界転移した主人公がチートな力を使って無双してなぜかスタイルのいい美少女キャラがみんな主人公に惚れてしまうという物語が多いのですが、この小説はその真逆をいく物語です。

一緒に転移した人間に力を奪われたうえ人が住むような場所ではない極寒の雪山に飛ばされ、過酷な条件でトレーニングしながら必至に生きていくところから始まります。その恵まれない始まりや人と上手く付き合えない主人公の人間性が好きで、ネットで読んでいるときからハマってました。

しかもヒロインは一緒に旅をする魔獣というのにも惹かれます。優しくしたらすぐに惚れちゃう美少女キャラがいるわけでもなく、少しずつ他人と付き合いながら魔獣と一緒に気の向くまま旅をするというのが最高です。

国ごとの設定も細かく作られていて、誰かと惹かれあっても宗教の壁に阻まれたり、それに苦悩し生き方を考えたりする姿は、読んでいるこちらまで考えさせられてしまいます。読み終わっても二回、三回とまた読み返したいと思います。キレイモ 月額